高学年生だけど、弾く内容は5歳の子と同じ?


未経験親が「最強の自宅コーチ」になる秘訣(5)


高学年だけど、弾けるのは5歳の子と同じ?

まだ小学校に上がっていない5歳さんと、小学校6年生とでは、年齢で7歳も差があります。当然、6年生のほうが理解度も、できることも、進み方も、5歳さんよりずっと先を行っています。

「バイオリンやってみたいけど、5歳の子と同じ内容なんてイヤ」

小学校5、6年生にもなれば、幼稚園生と同レベルのことをするなんて嫌だと思う子もいるでしょう。親としても気になるポイントかもしれません。

 

実際、同じ1ヶ月でも小学生と幼稚園生とでは進度が違います。進みが早い高学年生がずっと5歳さんと同じ内容では、すぐに飽きてしまいます。

 

練習でも「なぜだろう」「こうしたら良いかな」と自分で考えて実行できるのは、やはり高学年生。ですから、5年生、6年生に限らず、上達の早いレッスン生には次の課題を与えていきます。

 

5歳なら課題曲を弾くだけで精いっぱいかもしれませんが、5年生、6年生ともなれば、同じ期間内で、強弱をつけるて抑揚のある演奏に仕上げられる子もいます。リズムを変えた変奏曲を弾けるのも、高学年生が多数。

 

初回のレッスンでは弓の持ち方も入門者用の簡易形を教えますが、上達が早い子には正しい弓の持ち方を指導します。5歳だと、1ヶ月ではそこまで到達しません。

 

ほかにも、ピアノを習っていて音感が良いとか、バイオリンにずっと憧れていて熱心に練習している等で想定以上の成長を見せてくれる子がたくさんいます。そういう場合には、次のレベルを指導していくので、同じ年齢・学年でも、内容が異なるのは珍しくありません。
 

バイオリンは幼少期から習うものというイメージが強いのですが、大人が想像する以上に難しい楽器なので、実際に短期間でも大きく飛躍できるのは、難しい説明も理解できる高学年生です。
 

5歳でも高学年生も同じ課題曲かもしれませんが、曲の完成度は断然高学年生のほうが上です。1曲完成したところから「バイオリンって楽しい!」「もっと弾けるようになりたい!」の感動が広がるので、バイオリンを続けたいという希望があるのも、5歳よりは年齢が高い子たちのほうです。
 

高学年生で「バイオリンやってみたい」と言っていたら、ぜひいちど体験してみましょう。

 
 
4歳から小学校6年生が、発表会の舞台に立ちました。

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