「バイオリン1週間レンタル」を上手に利用するコツ

「●●●」の台詞は失敗のもと


 
 

単発バイオリン講座に来てみたら、
  
バイオリンの扱い方が分かって、
  
音を出すことができて
  
子どもの興味も深まったみたいだし
  
1週間レンタルして
  
家で練習するようだったら
  
習い事考えてもいいかな・・・

 
 
と考えるなら、1週間の短期レンタルはおすすめ!
 
 
・・・なのですが、レンタル期間を上手に利用するにはコツがあります。
 
 
それは、
 
 
レンタル期間中に自発的に練習することを、習うための条件にしない
 
 
ということです。
 
 
どんなに意欲のある子どもでも、この条件を満たすことはとても難しいのです。
 
 

目標が無いのに、継続なんてムリ!

今はまだ何の目標もない状態で毎日決まったことを継続するって、大人でもなかなか難しいことです。
 
 
「練習を続けたら、習ってもいいよ」
 
 
という条件は確かに目標かもしれませんが、
 
 
「練習」っていったい何をするの?
 
 
という問いに、具体的に答えてあげないと、子どもだって何をしたらいいのか分かりません。
 
 
今できる音を毎日1回ずつ弾いたらOK!
 
 
・・・など、分かりやすくて手の届くゴールを設定してあげましょう。
 
 
たとえば「2ヶ月後までに3キロ痩せる」という目標だけがあっても、大人だって何をしたらいいか分からず、やり方が分からないからやる気も失せます。
 
 
でも、専門のトレーナーがついて「最初は間食をやめることを目指しましょう。同時に、毎日外を歩きましょう」とステップごとの具体的な目標を示してくれたら、そのほうが長続きします。
 
 
同様に、1ヶ月レッスンで挫折する子がいないのは、この「ゴールが明確」だから。
 
 
「1ヶ月後には発表会の舞台に立つ」ことは、最後までやり切る強い動機づけになっています。
 
 
親がバイオリンの専門家である必要はないのですが、「最初のステップはここ」とゴールを明確にしてあげられたら、子どもだってヤル気になります。
 
 

続かないことを前提に、次を考えましょう

明確な目標を設定しても、それでも1週間毎日続けられる子のほうが稀だと思ってください。
 
 
だって、単発講座にいちど参加しただけでできることは限られています。おそらく調弦や松脂など準備にかかる時間のほうが、弾いているる時間より長いでしょう。
 
 
できることが少ないから、手ごたえを感じられません。それを毎日続けるのは、たとえ1週間でも難しいのです。
 
 
だから小さな目標すら続かくても「子どもはバイオリンに興味なくした」とは決めないでください。
 
 
レンタル期間中、もし1回でも楽器に触ることがあれば、大いに褒めてあげましょう。「やる気が起きなくてもあたりまえ」の環境で、一度でもバイオリンに向き合ったなら、子どもの興味は本気なのです。
 
 
子ども自身が「続かないからダメなんだ」と自信を失くさないようにも、配慮してあげてください。
 
 
おすすめは、レンタル期間中に、楽器屋さんに立ち寄ってみるとか、体験レッスンに申し込むとか、次につながる小さな行動をおこすこと。
 
 
1週間レンタルは子どもの本気度を測る万能な試験薬ではありません。
 
 
子どもの興味を育てる最初のきっかけなので、借りてみて続くならOK、続かなければダメ、ではなく、続けられる工夫を、一緒に探してあげてください。
 
 
せっかくバイオリンが家にあるのですから、楽しいバイオリン生活にしましょう。