「ゾウさん管弦楽団の音楽便り」Vol.4

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┃ ★音楽家からのメッセージ★
┃ 「チェロに恋して」
┃ チェロ奏者・小林さつき

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===「チェロに恋して」===
 
こんにちは。チェロ奏者の小林さつきです。コンサートでお会いした方々から
「チェロは何歳から始めたの?」
「チェロを始めるために、ピアノやバイオリンを先に習っておく必要があるの?」
 
と質問をいただくことが多くなりました。チェロに興味を持っていただけることを嬉しく思います。
今回は私がチェロを始めたきっかけについてお話しします。
 

私がチェロにはじめて出会ったのは12歳の時でした。
3歳から続けていたピアノの発表会で、毎回、先生のお友達の音楽家がゲスト出演するのですが、その年は女性のチェロ奏者が演奏してくださいました。
 
私はその時まで「チェロ」という楽器を見たことも聴いたこともありませんでした。
まず、客席から見てもはっきり分かる楽器の大きさに驚きました。しかも、楽器とは対照的なほど華奢な女性が、大きなチェロを自在に弾きこなしていたのです。そして、その優しい中低音がなんとも魅力的でした。
 
私はそのチェロ奏者に憧れて「自分もあの人のように、カッコよくチェロを演奏してみたい!」という衝動に駆られました。ピアノは小さいころに親に勧められるままに始めた習い事でしたが、その時ばかりは、初めて自分の意思で「チェロを習いたい」と両親に伝えました。ピアノが嫌いになったわけではありませんが、ピアノ以上に強く興味を惹かれる楽器に出会ってしまったのです。
 
その出会いがきっかけでチェロを始めることになったのですが、運が良いことに、私は発表会で憧れたあのチェロ奏者に習うことができました。目の前に憧れの人がいて、憧れの人から教わることができて、レッスンはとても充実していました。
そしていつしか、自分も先生のように誰かに感動を与える音楽家になりたいと音楽の道へと進み、今こうしてチェロでお仕事をさせていただくまでになりました。
 
バイオリンやピアノと比べると子ども達が演奏に触れる機会もずっと少ないチェロですが、コンサートで見て、聴いて、体験して、「チェロが好き」と言ってくれる子が一人でも増えたらいいなと思って、今日も演奏しています。
 


 
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「子どもに習い事のきっかけをどうやって作ったらいい?」
とコンサート会場で質問をいただくことも多くなりました。
 
音楽でもスポーツでも、強い「憧れ」は練習のモチベーションであり、上達のための栄養素。「親子のプレミアム・サロンコンサート」でも、子ども達に「あの楽器弾けるようになりたい!」という出会いを提供できたら、嬉しい限りです。
 
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【親子のプレミアム・サロンコンサート】
「ミニ・レッスン」7月のスケジュール
 
http://085concert.com/2017jul_minilesson

 
コンサートでは15分単発の「ミニ・レッスン」(オプション)も実施しています。
 
「習い事に興味あるけど、いきなり音楽教室の体験レッスンは、勧誘されそうで躊躇しちゃうな・・・」

「子どもに楽器を習わせたいけど、興味持って続けられるか疑問だな・・・」
 
という方には理想的な単発レッスン。
楽器の買い方やサイズなどもアドバイスしていますので、ご利用ください。