「ゾウさん管弦楽団の音楽便り」Vol.1

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┃ ★音楽家からのメッセージ★

┃  「僕と音楽との出会い」
┃ コントラバス奏者・井口信之輔

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===「僕と音楽との出会い」===

みなさん、こんにちは。以前、コンサートでお会いした方も覚えてらっしゃいますか?コントラバス奏者の井口信之輔です。
今回は「僕と音楽との出会い」をおはなしします。
 

僕が幼稚園に通っていた頃、楽器を持った大人が演奏しにきたことがありました。キラキラ光る楽器、小さな僕よりもずっと大きな楽器、名前は分からないけれど、どれもとても印象的でした。
 

大人たちがかっこいい衣装を着て演奏してくれたのは、そのころ僕が夢中になって遊んだゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の音楽でした。いつも遊んでいるゲームの音楽が目の前で演奏されて感動したことは、大人になった今でもはっきり覚えています。
 

そのときの小さな僕の頭には、嬉しさと同時にたくさんのハテナが浮かんでいました。
 

「なんでこの人たちは、ゲームと同じ音楽を演奏できるのだろう?」
「あの不思議な形から、どうやって音が出すのだろう?」
 

これが、僕が音楽に興味を持った原体験です。
 

それからしばらくして、幼稚園の友達がピアノを始めたことに刺激されて「僕もやりたい」と習うことになりました。今思うと、先の音楽鑑賞が無かったら、もしかしたらピアノに見向きもしなかったかもしれません。
 

小さかった僕が感じた「不思議な気持ち」は大人になって「音楽を肌で感じ、楽しんでほしい」という気持ちに変わりました。大きなコントラバスに触った時の気持ち、手を叩いて演奏に参加したことなど、みなさんの意識の片隅に「こんなコンサートあったな」と思い出していただけたら嬉しいです。
 

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コントラバス奏者はいつ、どうしてコントラバスに出会ったのか・・・は、また別の機会にお届けします。どうぞお楽しみに。