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楽器体験って「体験レッスン」とは違うの?

「楽器体験って『体験レッスン』とは違うのですか?」
 


 

はい、違います。少なくとも私たちのコンサートでは。

たとえば音楽教室で提供している体験レッスンは「その教室のレッスン」を体験するための機会なので、レッスンの雰囲気や方針、先生の個性や子供との相性を見る場です。
「習う」ことが前提で体験レッスンを提供しているとが多いので、これから習おうとする子供が楽器に興味を持てるかどうかを観察しようと思っているなら、ちょっと方向性が違います。
なので「楽器の習い事に興味はあるけど、音楽教室の体験レッスンは行き難いなぁ・・・」という人も多いのです。
 

楽器体験は楽器に触れることを体験する場です。
楽器から音が出ることに感動したり、楽器をカッコよく構えてみたり、それぞれの方法で楽器に親しむ機会です。
習い事としてレッスンを受けるかどうか、習い事に関心があるかどうか、は関係ありません。
だってはじめて触る楽器に興味を持てるかどうかなんて、触ってみなければ分からないのですから、最初から「習う・習わない」なんて決められないでしょう?
 
だから、コンサートの楽器体験では持ち方や鳴らし方の厳格な指導はしません。

ただし、「楽器を大切に扱う」は厳しく指導します。
楽器はひとつひとつ丁寧に作られた繊細な道具。
乱暴に扱っていいものではありません。
腫れ物に触れるような扱いは無用ですが、投げたり叩いたりしておもちゃの代わりにするのなら、楽器は貸出しません。
 

でも、「音の出る楽器を演奏してみたい!」と思う好奇心いっぱいの子供たちは、楽器を大切にしなくちゃいけないってちゃんと分かっています。
ただ、ちょっと扱い方に慣れないので落としやすいことがありますので、そこは大人がしっかりサポートしてあげてください。
 

楽器を手にした子供たちには、その好奇心の赴くまま、見よう見まねで触れてもらいます。
多少持ち方がおかしくたっていいのです。
コンサートで興味なさそうな顔をしていた子も、実はちゃんと演奏を観ているんです。
一生懸命に演奏の真似をします。

 


 

年齢が低ければ低いほど、見たものを同じように再現することはできないので、持ち方は不格好です。
それでも、まず音を出してみましょう。
はじめての楽器で音が出たると、大人も子供も「できた!」の笑顔に。
 

でも、慣れない楽器なので、持ち方はだんだん悪くなります。
そこで気づくことがあります。
ヘンな持ち方では音は出ませんし、カッコよくありません。
そうやって自分でやってみてうまくいかないな、どうしたら音が出るのかなと思い始めたとき、適切なアドバイスをしてあげると子供たちはすぐに体得します。
 

そうして最初の興味が「楽器を演奏できるようになりたい!」という想いに昇華したら、こんどはミニ・レッスンを体験してみてください。
楽器体験で「音を出す」ことまで体験しているので、「ミニ・レッスン」では「楽器を習うってこんなことをするんだな」ということを知っていただく体験を用意しています。おうちで練習するイメージが具体的になります。
 

ね、だから体験レッスン楽器体験はまったくの別物。
見たものを「真似てみる」が最初の一歩。
そこから先の興味は人それぞれ。
だから、いきなり「体験レッスン」ではなくて、「楽器体験」なんです。

 

まだ歩けない赤ちゃんでも、楽器の音に興味を示します

「0歳の赤ちゃんをコンサートに連れていっても、意味はないかな・・・」

生演奏の機会に触れる前は、そんな疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。
まだ言葉も分からないし、おもちゃも上手に遊べないのに楽器なんて無理って思うでしょう?

実際は、まだ言葉も出ないくらいの子供ほど、楽器の音に強い興味を示します。
もちろん子供の個性は様々なので関心の度合いには差がありますが、「きれいな音の出るもの」が分かるようです。
演奏が始まると、騒いでいる子でもピタッと静かになります。

演奏をじっと見つめたまま動かない子もいれば、
音に合わせて手を叩いたり体を動かしたり、小さいながらに音楽を楽しんでいる子もいて、
同じ0歳さんでも反応の仕方はいろいろ。
これもきっと個性なんですね。

 


 

楽器体験にも、小さな子供たちは興味を示します。
目の前の演奏をよく見ていた子は楽器から音が出ることが分かるようで、小さな手足で演奏の真似をしてくれます。
楽器を持つことができなくても、楽器に触って音の振動を手で感じたり、パパママが鳴らした音に反応したり、それぞれの方法で楽器体験を楽しんでいるようです。

 


 
0歳さんは言葉は話せなくても、音楽を通じていろんな刺激を吸収しています。
おうちに帰ってからも、ぜひ音楽で遊んであげてください。
 
そんなとき、赤ちゃんが遊んで楽しいオススメの楽器があります。
卵型のシェイカーです。
私たちのコンサートでもよく使います。

 


 

振るとシャカシャカと音がします。この音、意外に赤ちゃんが好む音なのです。ぐずっていた赤ちゃんがおとなしくなってしまうことも!?
このシェイカーは卵くらいの大きさなのでものを握る練習にもなりますし、何より赤ちゃんの口には大きいので間違って飲み込んでしまう心配がありません。

球形ではないので落としても遠くまで転がらず、一人遊びができる子ならこれだけで遊べることもあります。

コンサートで演奏した曲は有名な曲ばかりなのでYouTubeにもたくさんアップロードされています。
コンサートで聴いた曲を再生して、シェイカーをシャカシャカ振りながら一緒に踊ってコンサートの様子を思い出すのも楽しいです。

 

歩けるようになったら、今度は楽器を構えて自分で音を出すことができるので、またコンサートに遊びにいらしてください♪
リズム遊びなど、できることも増えているので、0歳のときより一歩進んだ体験がお楽しみいただけます。
 

楽器体験で学ぶ(!?)音のしくみ

は空気の振動です。
 
むかし理科の授業で習いましたね。
 
「空気の振動って言われても、目に見えないからわからない」
といって受け流してしまいませんでしたか?
 
特別な装置を使わなくても、大きな弦楽器を観察すると音を作るために空気を振動させる様子がわかります。
 
高い音と低い音とで弦の揺れる速さ、揺れる幅が違うのですが、見えますか?

楽器はみんな、摩擦や震えから空気の振動を作り出しています。

コンサートの楽器体験でも、まだ小さくて楽器を持つことができない子たちは、そんな振動の体験を楽しんでいます。
特に大きな楽器の低い音は音の周波数が大きくて長いので、子ども達にも分かりやすくて人気があります。
0歳の赤ちゃんも、不思議そうな顔をして反応するんです♪
 


 

特にコントラバスは低音楽器の代表格。触れる面も大きいので、手の平だけでなく背中全体を楽器にあてれば文字通り全身で音の振動を感じることができます。
 


 

大人でも体験する機会は少ないですから、思わず「おおぉ~!」と声がでる新鮮な感覚です。
難しい物理の法則は分からなくても、五感で「音とは何か」を知ることができます。
親子で一緒に感動するから、子ども達にとっても「楽しい学び」の体験!

 


 

音の仕組みがなんとなくわかったら、こんどは自分で音を作ってみましょう。
ね、空気の振動が音になっているよね!

 
大人は難しく考えがちですが、身の回りにあるものすべてが科学の教科書。
楽器体験を通じて「学ぶことの楽しさ」広がるといいな♪

 

情操教育?・・・焦らないで、楽しもう!

乳幼児も参加OKのクラシックコンサート、というと幼児番組のように子供向けの内容だと思う人が多いのですが、私たちのコンサートはむしろ、大人がちゃんと楽しめることを狙って演出しています。
もちろん、子どもを無視して大人向け仕様という意味ではありません。
 
たとえば、こんな具合♪
 


 
親子コンサートに参加したい動機って、子連れのレジャーの選択肢のひとつかもしれませんが、
 
「子どもの感性を育てる」
「子どもに楽器を習わせるきっかけにする」
 
など、大なり小なりの教育効果を期待する人は多いです。
音楽が脳に与える影響が学術研究でも証明されつつあるのですから、そりゃあ、親としては期待しますよね(^^)
 
でも何かの教室のように「子どもだけ参加させて親は見守るだけ」というつもりで参加すると、教育効果どころか、かえって「音楽ってつまらない」という印象を子供に与えてしまいます。
 
私たちのコンサートには毎回、
 
「楽器にこんなに興味示したのははじめて!」
「いつもは興味なさそうなのに、楽器体験はすごく楽しそうだった!」
 
など素敵なフィードバックが寄せられるのですが、そういうご家族はたいていパパさんママさんもしっかり楽しんでいます。
 
大人が感情表現の見本を見せてあげるってっすごく大事です。現代社会は「ボール遊びはダメ」「走ってはダメ」と何かと規制が多く、子ども達も大人の顔色をうかがって反応しています。一番身近な大人が率先して楽しむ様を見せてあげると、元来好奇心旺盛な子ども達はいろんな方法で表現しはじめます。
 
だからこそ「大人は見守り」のつもりで参加した大人でもつい手拍子したくなるくらい、演出に工夫を凝らします。
幼児番組のような構成ではなく、大人も子どもも夢中になるテーマパークです(^^)
 
楽しい音楽には一緒に参加してほしいので、親子で取り組める遊びもいろいろ開発しました。
たとえば、こんな単純な音。
シェイカーという卵型の打楽器を、みんなでシャカシャカと振っています。
 
「簡単そう」
「そんな単純なことで、楽しいの?」
 
と思われるかもしれませんが、実はやってみると大人でも夢中になってしまうものです(^^)
 

 
子どものためはもちろんですが、忙しくてつい無表情で過ごしがちな大人も、心の底からの「楽しい!」を表現しに来てください。

 

夏休み中に、リコーダー克服しよう!

私たちはだれでも小学校の3年生くらいから、リコーダーを音楽の授業で習います。
習うというより、課されるといった方が正確でしょうか。
 
鉄棒やマット運動と同じでリコーダーも得意・不得意がはっきり分かれる技能です。
すぐできるようになる子もいれば、修得までに時間がかかる子もいます。
前者は何も問題ありませんが、後者の子は授業についていけないだけでなく「できない、恥ずかしい、嫌い」というネガティブな感情を抱いてしまいます。リコーダーが吹けなくたって人生で困ることは何もないのですが、授業で「できない」ことばかりが際立ってしまうのはとてもイヤなものです。
 
「学校のリコーダーが苦手だ!」というお子さまがいらしたら、夏休みに克服したいもの。
多くの子が失敗している原因と対策を下に紹介しますのでご家庭でお試しください。
 


 
(1)正しい音が出ない=吹き口を深くくわえている
リコーダーの吹き口は薄くつぶれています。これは少ない空気を強く管の中に送り込むための形です。
この吹き口を深くくわえると大量の息を吹き込んでしまうので、吹き口は浅く加えてください。
くわえる、というより唇の先を当てるといった方が正しいかもしれません。それくらい浅く、です。
そして息も極力弱く。
深くくわえている子は、たいてい強く吹いています。でも、強く吹く必要があるのは高音の時だけ。
最初に習うソ・ラ・シ・ドの音は、いつもより弱く、音が出ないんじゃないかというくらい弱くしてみてください。
これだけで正しい音に直ることもありますので、まず浅く加えて息を弱く、を試してみてください。

 
(2)正しい音が出ない=穴をふさげていない
リコーダー吹き口のくわえ方と同じくらい、間違いが多いのが指の当て方です。
リコーダを持つとき、指を立てて指先で穴をふさごうとしていませんか?
リコーダーを持って、吹かずに指の当たり方をよく確認してください。
多くの場合、穴をふさげていないという事実に気づいていませんから、まず気づくことが第一歩。

①指を立てていませんか?
まず多いのが、指を立てて穴に当ててしまう例です。これだと穴に隙間が空いていて正しくふさげません。
指を立ててしまう癖があるときは、指を平たくして指の腹が穴の上にくるように持ち方を調整します。
この時、すぐに吹かずに、指の腹に穴が当たっていることを感じてください。
吹くのはそれから。
指の位置が悪いといくら息を正しく吹いても穴に隙間が空いたまま正しい音が出ないので、最初は吹くことをせずに指の位置だけしっかり確認してください。

②指に力が入っていませんか?
反対に、指に力を入れてまっすぐ伸ばしているケースもあります。
指に余計な力が入って指使いがぎこちなくなる上に、力を入れて伸ばした指は指の腹が穴に当たらず、やはり隙間ができています。
力が入りすぎているので、力を抜いてリコーダーを構えて、吹かずに指の位置だけ確認しましょう。
「吹かなくちゃ!」「正しい音にしなくちゃ!」というプレッシャーから指に力がはいってしまうことがあるので、音を出すのは後にしてまず正しい位置に指をあてられるよう確認しましょう。
吹くのはそれから。
力を抜いて指を動かしてみて、正しく穴をふさぐ感覚が分かったら、こんどは音を出してみましょう。
 

(3)目標がない
意外な盲点ですが、多くの子供には「練習する理由がない」のです。
「クラスのみんなの前でカッコ悪い姿をさらしたくない」という後ろ向きな理由が大半なので「うまくなりたい!」というモチベーションがありません。
一般に大人も含め、リコーダーはおもちゃみたいな楽器という認識が強いので、サッカーやフィギュアスケートのように憧れの対象になりません。だから真面目に練習するのはカッコ悪いのです。カッコ悪いことは誰だってやりたくありません。
リコーダーって極めるととても魅力的な楽器なのですが、残念ながら学校の授業ではそこまで深堀りできません。
でもたとえばこの動画(YouTube)の演奏、すごく素敵です!
 




 
これ演奏してみたい!こんな風にできるようになりたい!って思えませんか?
冒頭部分は、ソプラノなら「ソラシソレーーシラーレーラー」、アルトなら「ドレミドソーーミレーソーレー」です。
あれ?これなら、吹けそうです!(・∀・)
実は息の吹き方や手指の形にこだわるより、まず第一に「これ、やってみたい!」って思える見本があるとどんどん上達します。
上手くなりたいって自発的な関心があるのですから。
 
YouTubeにもいろんなリコーダーの動画がありますから探してみてください。
リコーダーって面白そうだなって思えたら、ぜひ目の前で演奏している様を見にきてください。
夏休みのコンサートには、フルートやリコーダーなど吹く楽器がいろいろ登場します。
リコーダーが上達するとフルートだって吹けるようになるのです(!?)
 
ね、目標や憧れがだんだん大きくなってくるでしょ(^^)
 

子ども達がリコーダーをもっと楽しめますように・・・・
 

2016.07.09 コンサートを丸一日楽しむ方法

テーマパークのお出かけなら朝から丸一日遊べます。
コンサートは1~2時間のイベントだから、子連れで遊びに行くには物足りないかも・・・
なんて思っていませんか?

ならばコンサートの前後も、コンサートに関連した立ち寄りコースを決めておけば音楽をテーマにして1日遊べるものです♪
その例をご紹介しましょう。

【1】ランチ
コンサートは午後開催が多いので、子連れOKのお店でちょっと早めのお昼を食べてから出発!
最近は子連れランチできるおしゃれなお店も増えてきていますから、いつもと違うエリアで話題のお店に寄ってみるものワクワクします。
子連れのお出かけ情報サイトで調べれば、お店選びも難しくありません。

【2】コンサートの後に、楽器屋さん
カスタネットや鈴、シェイカーなど子供でも音を出して遊べる小さな楽器はいろいろあります。たくさんの楽器を見て気分も高揚している時なら、手の届くレベルの楽器でも気分は楽団員に!
私たちのコンサートでは、小さな楽器をカッコよく演奏するコツもいろいろ紹介しているので、ご家庭でもぜひお試しください。

【3】家に帰ったら、音楽の話題
コンサートで聴いたのと同じ曲をYouTubeで検索、楽器の絵を描いてみる、手作り楽器を作る・・・ライブの音楽は子どもの心にしっかり残っていますから、家で話題にするだけでも家族の談話が弾みます。家に帰ってからのほうが饒舌になるお子さまもいますから、たかが1-2時間でも強烈な印象が残るのです。
 
・・・・・
コンサートの日ってどうやって時間を使ったらいいのかな、と思ったら参考にしてください(^^)