子供が好きになる意外な(?)楽器

大人の先入観ではバイオリンやフルートなど、主旋律を演奏している華やかな楽器が、楽器体験のきっかけであり憧れでもあります。

 

 
「わぁ、素敵!」
「子どもが楽器に興味持ったら習わせてあげたいな」
「兄弟でバイオリン弾けたら、カッコいいな!」
「フルートって何歳から始められるのかな?」
 
という想いで参加される方は多いですし、毎回楽器体験の時間は初めて楽器に触れて興味を示す子ども達の笑顔があふれています。
 
一方で、子ども達は少し違う興味を持つことがあります。
メロディを演奏する機会の少ない、どちらかと言えば地味な(?)楽器に、強烈に心奪われることも。
 
たとえば、こちら。
コントラバス。
 

 

柔らかな低音を奏でる楽器ですが、伴奏に使われることが多いのでバイオリンやフルートのような華やかさには欠けてしまいます。
どちらかといえば、ボー、ボー、と単純な音だけ出してずいぶんラク(?)そうな演奏のコントラバス。
 

でも、決してラクをしているのではなく、音楽にとってとても重要な役割を果たしているのです。
普段あまり目立たないコントラバスですが、いなくなるととっても寂しい!って気づきます。
 

 

 

子ども達も、このどっしり構えたコントラバスの音を気に入っているのかもしれません。
バイオリンよりフルートより、このコントラバスを気に入る子が、意外にも(?)多いのです。
「こんにちは」もまだはっきり発音できないくらい小さな子が「コントラバス」とはっきり楽器の名前を言えて周りの大人が驚くことも。
 
それでも、高さ約180Cmものコントラバスは、小さな子どもが見上げると大人が思う以上の迫力。
遠くから見ているのは好きでも、いざ近づくと驚いて泣き出してしまう子も(!)
でもまた楽器から離れると興味深く見つめているので、そういうときは子どもなりの距離感を尊重してあげてください。
帰る頃になって、ようやく楽器に触って笑顔になった、ということも珍しくありません。
 


 
 
子ども達は実際に目の前で演奏を見る、聴くという体験を通して、大人が思う以上にいろんなことを吸収しています。
だから楽器体験の時間は、毎回笑顔と驚きが絶えません(^^)
 

コントラバスの音は「赤ちゃんがお母さんお腹の中にいた時に聞こえていた外の世界の音」に似ているとも言われているので、何か心が落ち着くのかもしれません。
子ども達がコントラバスの何に惹かれるのか、わかりますか??

 


 

想像以上の大きさに驚き喜ぶ子ども達の顔は、とっても素敵です。